虫刺されとアレルギー - アレルギーユニバーシティ
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虫刺されとアレルギー

楽しいイベントが目白押しの夏場は、屋外でのレジャーや活動も増え、虫に刺される機会も格段に増えます。しかし、近年は猛暑が続いていることもあり、涼しくなる時期がずれ込んで秋でも蚊や虫に刺されることが増えてきました。

誰もが一度は経験したことがある虫刺され。大半は、はかゆみと腫れがしばらく続いた後に落ち着くのですが、中には、高熱が出たりなかなか治癒しないこともあり、この場合は注意が必要です。

蚊に刺されるとかゆくなるのはなぜ?

実は蚊は普段、花の蜜を吸ってエネルギーとしていますが、産卵期になるとさらなる栄養を求めて血を吸うようになります。つまり、吸血するのはメスだけであり、オスは血を吸わないのです。

そして、厄介なのはわずかな水でも蚊が発生するということです。気温が25度以上になると、約1週間程度で幼虫から成虫となります。一方で、30度を超える気温下だと蚊にとっては活動しにくいので、猛暑では蚊があまり見られないのです。

蚊は、刺して私たちの血を吸うだけではありません。血が固まらないよう唾液を注入し、これが原因でかゆみや腫れが生じるのです。

虫刺されによるこれらの症状はアレルギー反応の一種で、大きく2つのタイプに分けることができます。

一つは、即時型反応です。吸血の際に注入された唾液を体が異物として認識することでマスト細胞からヒスタミンが放出されてかゆみが生じますが、比較的すぐにおさまるのが特徴です。

一方で、遅延型反応は虫刺され後、数時間ほど経ってからかゆみや腫れが生じます。こちらは唾液が注入された部分に白血球が集まることが原因であり、即時型反応に比べると回復までに時間がかかることが特徴で、1〜2週間ほどかかることもあります。

稀に、虫刺され後に高熱が出る、リンパ節が腫れるといった症状が見られる場合があります。

それはもしかすると、EBウイルスによる蚊アレルギーかもしれません。

EBウイルスはヘルペスウイルスの一種で、私たちにとってごく身近なウイルスです。大半は、大人になるまでに感染しますので問題はないのですが、稀にリンパ球にすみついてしまうことがあり、虫刺されが引き金となって過剰反応を引き起こすことがあるのです。

虫刺されを防ぐには?

虫刺されを防ぐためには、肌の露出を防ぐことが最も効果的です。暑い時期は気が乗らないかもしれませんが、虫が多い場所を訪れる際には、長袖長ズボンで行くようにしましょう。

また、屋外で長い時間過ごす場合には、蚊取り線香や虫除けスプレーも有効です。蚊はある程度の風があると活動できないので、長い時間、同じ場所にとどまる場合には扇風機を近くに置いておくと蚊除けになります。

暑さが残る昼間よりも、少し涼しくなった夕方の方が活発に活動するのが蚊の特徴です。湿気の多い場所や雨が降った翌日なども出没しやすいので、差し支えなければ時間帯を変えて外出すると良いでしょう。

蚊に刺された時は

それほどかゆみや腫れが強くない場合は、そのままにしておいて良いですが、痒くてたまらない!という時には抗ヒスタミン成分が入ったものや炎症を抑えるステロイドが含まれている市販薬を使うと良いでしょう。また、体がほてると痒みが増すので、刺された箇所を冷やすこともおすすめです。

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